« 民医連綱領は本当はどのように改定されたのか・・・数年して考えはじめる | トップページ | 増子忠道「やりなおし介護保険」筑摩書房2013 »

2014年4月23日 (水)

今後2年間の活動の具体化について

全日本民医連会長の藤末君が、彼らしい生き生きした「第41期活動の具体化」という文書を配ってくれたので、僕も触発されて同じテーマでもっと短くまとめてみた。

全部、この場で一度取り上げたものばかりだが、並べてみると、また違ったものが見えてくるかもしれない。

今後2年間の活動の具体化                   2014/4/23  

1:医療界の中から護憲運動を起こす

  民医連らしい憲法学習運動を進め、医療人にぴったりくる護憲のみちすじ、護憲のスローガンを創造する

◎池澤夏樹など、大江を継いで日本を代表する文学者との共同を!

 

2:新自由主義イデオロギーと真に対峙する倫理観を探求する・・・「ケアの倫理」を議論する

  

  自己責任を原理とする正義や倫理でなく、ケアを必要としたり、他人のケアに当たることで不利になる人の権利を正面から保障し、その人たちを社会に包摂することを必須にする正義や倫理の検討

◎フェミニズムとの交流、センとロールズの研究の第一人者である哲学者 川本隆史さんなどとの共同作業を

3:無差別平等の地域包括ケアのための共同のテーブルを作る

  

*地域包括ケアを超高齢化社会対策とするのではなく、「健康の平等」、「生活モデル=QOL志向、ケアの倫理」にもとづくケアの進歩と捉えることが重要

  職員と医療生協組合員、住民の共同の創造・・・HPH運動もその一環。ISO26000も参照。

  医療生協組合員が地域アンケートなどを通して自らの地域包括ケア像を形成していくことに職員が積極的に協力し,参加する・・・職業人でありかつ地域の生活者としての職員の人間的発達もここから。

  Ex HPH委員会と事業所利用委員会をペアにした活動

4:本気の慢性期病棟・医療(*マジ慢)の創造=「新しい医療の型」

  

  QOLを志向し、医療倫理にベースを置いた病棟・医療

  (急性期病棟の重心が本当は医療安全にあったのに対し、慢性期病棟の重心は医療倫理にある)・・・カンファレンスの拡大と徹底(医師の『病態』説明を聞くカンファレンスでなく)

  「総合内科―精神科-―歯科の日常的なトライアングル」+

  消化器、整形外科などの必要な領域別専門医の配置

5:明日の民医連運動を創造する青年職員、青年医師、医学生集団のコアづくり

  健康の社会的決定要因SDH、患者中心の医療PCMを深く理解し、政策批判力、市民運動のマネジメント力を持った集団を作り上げる

患者中心の医療、SDH を深く学ぶための通信教育を全職員対象で。

|

« 民医連綱領は本当はどのように改定されたのか・・・数年して考えはじめる | トップページ | 増子忠道「やりなおし介護保険」筑摩書房2013 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今後2年間の活動の具体化について:

« 民医連綱領は本当はどのように改定されたのか・・・数年して考えはじめる | トップページ | 増子忠道「やりなおし介護保険」筑摩書房2013 »