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2014年3月 6日 (木)

「地域医療介護総合確保法案」で2015.4.1から施行と現実化した「訪問介護と通所介護の介護保険外し」の影響評価について山口県庁記者クラブへ・・・「記者会見」と呼ばずに「報道要請」と呼んだら・・・

今日は午後から山口県庁記者クラブの記者会見室に行って、「地域医療介護総合確保法案」で2015.4.1から施行と現実化した「訪問介護と通所介護の介護保険外し」の影響評価について、昨年9月の全日本民医連の調査、今年1月の山口県保険医協会/地域医療部の調査の二つを紹介して報道してもらうよう頼んだ。

全日本民医連の調査が民医連に勤めるケア・マネ―ジャーによる914事例のまとめだったのに対して、山口県保険医協会/地域医療部の調査は山口県下の全介護事業所986か所へのアンケート調査(回収率30%)で、二つを合わせると相当立体的にこの問題について明らかにできたように思えた。

山口民医連の訪問看護ステーションの佐々木所長にも同席してもらい、併設するヘルパー・ステーションの利用者調査について話してもらった。利用者100名強のうち36%が要支援で、その84%が独居高齢者、10%が高齢者二人世帯だった。障害のある独居高齢者・老老介護世帯にとって訪問介護がどれほど命の綱になっているかが伝わってきた。
佐々木さんの話のほうが、僕の話よりよほど分かりやすかったようだ。

記者は10人くらいいて、質問もたくさんあった。企画としては思ったより成功したようだった。(報道してくれるかどうかは分からない。)

しかし、問題はそのあと。

病院に帰ると「記者会見に行ったそうですね。TVにはいつ出るのですか」という声かけが結構多い。「記者会見で外出」という院内伝達がそういう期待を生んでしまったのだ。「その髪で大丈夫だったのですか」とも。いっそ髪がなければ心配されないのだが、もとより、TVカメラは来ていなかったからTVに出る予定はない。

そこで考えたのは、たしかに県庁の記者会見室に出向くのだが、こういうのは「記者会見」と呼ばずに「報道要請」と呼んだらどうかということ。

そうすれば「失うものは鉄鎖のみ」で失敗することに何の恐れもない僕以外に、保険医協会の他の先生たちにも緊張せずに気軽にこういう仕事を引き受けてもらえるのではないだろうか。

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