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2014年2月13日 (木)

民医連41回総会方針案5分間解説

41回総会方針議論についての5分間解説を昨夜試みた。

トップは3分あれば3分の、3時間あれば3時間の方針解説を語れなければならないという故阿部昭一元会長の教えに従ったのである。

◆マルクスの著作のように「全体として一個の芸術作品」になっているわけではないので、議論抜きの方針案読み合わせ=読み流しはあまり意味がない。

大局的な議論が出来るよう工夫しよう。議論の構造を考えよう。

一案として・・・まず総会スローガンを読み合わせて、それだけで議論する。

→ 総会スローガンのキーワードを読み取り、それへの疑問を解いたり、より深い認識を得るため、該当する本文を読む、というのがよいのではないか。

もちろんリーダーは、方針案全体の地図を頭に入れておく必要がある。

◆スローガンのキーワードについて

○戦争をしない国の歴史  

日本の戦争の危機はどう訪れて、どうそれが避けられてきたたか

とくに2回のイラク戦争や最近のシリア危機から考察

新しい福祉国家     

福祉国家とは何か? 

新しいとは何か?

○国内の運動      

外が加わった理由は?

あるべき「地域包括ケア」

地域包括ケアとは?国の方針の問題点? 

「あるべき」に欠かせない点は?

○すべての事業所と共同組織の中長期展望  

共同組織の展望とは?

新しい時代   

何が新しいのか?

○民医連らしさ  

民医連らしさとは

○健康権実現・生存権保障  

この使い分けから見て健康権と生存権の関係がどう考えられているのか

医師をはじめとする職員育成 わざわざ「医師をはじめとする」とした理由

◆これらを理解するためのヒント

総会方針案の特徴    

   戦後初めて戦死者をだすことも手段にして「戦争できる国」へ暴走する安倍

政権にNOの意思表示を明確に打ち出し、そのために、戦後民主主義と311以降の世論の総力を集めて広範な共同行動をつくる決意を示している。

   社会保障改革推進法—国民会議—プログラム法の関係を整理して示している。

プログラム法は暴走し、診療報酬改定は、3歩も4歩も一気に進んだ。

   最も重要な第5章は、方針の中の方針として入れ子構造にして、前文をつけ

て時代認識、組織規定、4重点課題の提示を再度明瞭にした。

組織規定について、事業体かつ運動体であるというのは当たり前のこと、新しいのは「(全面的な)人間発達を可能にする組織」としたこと。これが「一職場一職員一社会運動」の提案と響き合っていることに注目。

   医療活動については医師養成との表裏一体の関係を打ち出した

   健康権実現の取り組みと日常診療の関係などの記述もした。

民主的集団医療と民医連のチーム医療との関係も記述した。

   医師養成は自県連の現状評価が重要。

方針としては総合診療医養成の意義、既卒医獲得の現実的工夫、医師労働の改善を強調した

   「あるべき地域包括ケア」の課題を明確にした。

   今こそ民医連中小病院が医療構想の明確化と総合診療医養成で打って出る

時だという提起を行った。

   民医連の急性期病院の役割を明らかにした。

高度医療にも無差別平等が必要なのではないか。

民主的な地域連携の牽引車としての可能性。

民医連の領域別専門医の養成上の役割

   診療所の可能性への注目も強調した。

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