在宅医療と在宅看護の分離
訪問看護ステーションは、医療と介護の分類からいうと、医療に含まれるとするのが普通だったが、政府側の「地域包括ケア研究会」の新しい報告書で使う用語が「医療・看護」となったことから、在宅医療から区別されて、今後は「在宅看護」と呼ばれるようになるだろう。
県連・法人の組織構築や方針の立案者としては、整理して考え語りやすくなったのは確かである。在宅部門のトップ管理を、往診には熱心であっても必ずしも在宅関連の制度全体には詳しくない医師に託さざるをえないという無理をしなくてもよくなる。診療、看護、介護の3トップ方式にできる。
これで診療報酬、介護報酬とは別建てで「看護報酬」ができれば、もっと分かりやすい。もちろん、これは冗談である。
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