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2013年9月13日 (金)

診療所の医師の未来像

今年度の診療所長交流集会に備えて、診療所の医師の未来像を検討中。

(医師になって今年で38年目だが、仮に100歳まで医師をするとすれば、今がちょうど折り返し地点なので僕にも発言権があるに違いない)

僕なりの論点を簡単に言うと、

①診療所を担う総合診療医の態度Attitudeとして、アメリカのTVドラマ「ドクター・ハウス」のように難病の診断能力を誇るあれこれのドクターGたちの模倣ではなく、民医連の「「共同の営み」に直結する「患者中心の医療」(マックウイニー、モイラ・スチュアート)を総合診療の本流とみなして、これに獲得目標を絞る。

これは年齢を問わず 誰でも今すぐにでも学習・実践が可能だ。ただ、そのためには全日本民医連が通信教育、メーリングリストなどで学習環境を整えなければならない。

②診療所を担う総合診療医の知識Knowledge・技能Skill として、

福島医大の葛西龍樹(かっさいりゅうき)先生の主張する

「地域には専門医を気取る開業医(たとえば「〇〇循環器科クリニック」)は要らない、精神科も小児科も在宅もすべて診療所の総合診療医がやってしまう、ただし、そのとき診療所の医師は集団化・グループ化して24時間対応を可能にすべきだ」

現実的かどうか議論する。

どちらも、そう簡単に理解してもらえそうにない話のような気はする。

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