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2013年7月21日 (日)

猫の街

放たれている犬が町から一掃されて、深夜の自転車通勤がずいぶん楽になった。

深夜、野犬の群れに突然吠えられる、突進される、囲まれるというのは気分が良いものではなかった。山梨県甲府市荒川の堤防の近くのアパートに住んでいたころは毎日が恐怖だった。

宇部に帰ってきた後も、流行遅れとなって捨てられたシベリアン・ハスキー数頭が空き地にたむろしていて、それが襲いかかるのを国道を横切って逃げるのは、命がけだった。

その代わり、いまは猫が増えた。

都市の夜は「猫の街」である。

踏切にぼんやり座っている痩せた白猫と顔があってふと観察してしまう。向こうも警戒しながらこちらを見続けている。

もしかしたら、夜の猫はみな死んだ人の生まれ変わりで、近しい人の様子を伺いに来ているのではないか。

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