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2013年6月17日 (月)

鈴木光太郎「ヒトの心はどう進化したのか―狩猟採集生活を生んだもの」ちくま新書2013・・・神という概念も社会脳の産物

伊古田俊夫「脳からみた認知症」講談社ブルーバック2012、雑誌「atプラス14」2012年11月号 千住淳「社会脳とは何かー社会と脳の接点を考える」の二つから「社会脳」という概念に興味を持ったため、ほかに大事な本もあるのに、この本を先に読んでしまった。

社会脳については198ページに簡単に書いてあるだけで、全体に記述が簡単すぎるが、おそらく中学生・高校生向けに書かれたようでとてもわかりやすい。

この本によると、神という概念も社会脳の産物である。

人の見ていないところで反社会的なことをしてしまうことは、社会生活を営むヒトにとっては極めて危険なことだ。「人が見ていない」といってもそれは不確実で、誰が見ているかわからないからである。

そこで、ヒトの社会脳は「神」を作り出して、いつも誰かが自分を見ている感じを作り出し、反社会的な行動をコントロールしようとしたわけである。・・・本当かな?

それに、いま必要に迫られてキャロル・ギリガンのいう「ケアの倫理の発達」について勉強しているが、これも実はヒトの心の進化の産物であることもちゃんと触れられている。

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