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2013年4月 3日 (水)

一人一人の医師は平凡でも診療所の総力を挙げればスーパードクターの誕生

3月31日、日曜日の僕の病院日直に飛び込んできた初診、腹痛の男性60歳。無職、無保険。1週間何も食べていないと言い、やせ細っている。

技師を呼び出してのCTで少量の腹腔内遊離ガスを認めたあと、おそるおそるの内視鏡で巨大な胃潰瘍を発見。血液や胆汁や古い食物残渣があって全貌は把握できないが、そのどこかに孔があいているのだ。

あれこれの経過があって、翌月曜夕方には近くの大きな病院の外科で緊急手術をしてもらったが、転院前に何とか国保短期保険証交付までは行きついた。
その途中でもお金の持ち合わせがないのでとても心配していたが、生活保護申請は当院のケースワーカーが転院先のケースワーカーに協力して、早めになんとかなりそうだ。

ちょうど、全日本民医連の診療所委員会を控えて学習中で、栃木民医連の関口真紀先生が作った「地域包括ケア時代の診療所(だけからなる)法人の戦略を考える」というプレゼンテーション資料に
「一人一人の医師は平凡でも、診療所の総力を挙げればスーパードクターの誕生」
という印象的なフレーズを発見していたところだったので、

「外来と病棟が力を合わせれば、医者はどんなに大したことなくても、スーパー病院になれる」
と言ってみんなを褒めた。

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