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2013年4月14日 (日)

雑誌「」2013年5月号: 不破哲三 連載「スターリン秘史 ④大テロル(上)」

雑誌「」2013年5月号が届いた。

まず不破さんの 連載「スターリン秘史 ④大テロル(上)」を読む。

書かれていることの大半は既知のことで新味はなかったが、最後のところで、ようやくこの章の意味を悟った。

コミンテルンがスターリンの指導のもと反ファシズム統一戦線を掲げて、世界の良識ある人の希望となったことが、実は、ソ連国内の大テロルへの世界の左翼からの批判を避ける方便だった、ということだ。

その証拠に最大の競争相手ブハーリンを葬り去って大テロルをほぼ完了するやいなや、不用になった反ファシズム統一戦線の旗をおろし、ヒトラーと和解し相互不可侵条約を結ぶのである。

こういう犯罪小説のような構図は、やはり不破さんでないと描けない気がする。

もう一つ、不破さんの率直な書き方に好感を持った箇所があった。216ページ。1987年ソ連共産党はスターリン時代の弾圧を検討する特別委員会をつくり、1989年に詳細な報告書を発表した。その日本語訳は1993年草思社から出版されている。この決定的なスターリン犯罪を証明する報告を、「私は最近知った」と何の飾りもなく不破さんは書いている。

不破さんだって何でも知っているわけではないのだと安心してしまう。

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