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2013年4月23日 (火)

藤松素子(佛教大学 教授)「2012年『改正』介護保険法・改定介護報酬の問題点~介護保険で私たちの介護保障は可能か?!~」雑誌『いのちとくらし No.42』非営利・協同総合研究所2013.3.31

雑誌『いのちとくらし No.42』非営利・協同総合研究所2013.3.31 21ページ:『「効率化、重点化」の名の下に、地域における十分な受け皿が用意されないままに施設から在宅に強力に誘導され、軽度者と経済負担の困難なものは制度から排除され、幻の地域包括ケアシステムの下、最後は地域における互助のみに依存してどうにか在宅での生活をつないでいくしかない状態が確実に作られていっている。』 『あらためて日本における介護保障の在り方を抜本的にデザインしなおすときだ』 以下は僕の意見だが、『病院から在宅へ』を強力に推進するためのインチキツールとしての『政府の提唱する幻の地域包括ケア』・・・これは僕の言いたかったことでもある。 そして「本当の地域包括ケア」は、SDHに基づいたヘルスプロモーションを理論的背骨としたヘルシー・シティ(健康都市)づくりの健康・保健部門として、市民協議会型の協同で作られていくしかないものだ。

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