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2013年3月10日 (日)

TPP参加こそ健康影響評価HIAの最重要課題だが、日本の公衆衛生専門家はそれを意識しているだろうか

公衆衛生の領域では、全ての政策についてその健康に与える影響を評価する(Health Impact Assessment)の必要性が強調されているが、TPP参加についてはどうだろうか。

混合診療推進による医療アクセスの低下のための健康悪化は当然の前提として、その他の政策の健康に与える影響を誰か論じているだろうかという話である。

農業の衰退による生鮮野菜、果物の供給低下が死亡率を増加させることは旧ソ連諸国で実証済みである。

経済格差、競争激化、失業の増加がそのまま健康格差、メンタル疾患多発を含む健康破壊、自殺の増加をきたすことも苦もなく予想されることである。

公衆衛生の専門家、そして公衆衛生の担い手としての私たちこそ、今、TPP参加の健康影響について調査を行い、その是非について発言すべきときである、と思うが、どうなのだろう。

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