雑誌「治療」2013年2月号 特集「在宅医療の極意」
とりあえず、目についた表現をピックアップしてみた。
長野・佐久総合病院・藤井博
①葛谷雅文「高齢者総合機能評価」
高齢者医療のゴールは高齢者のQOLの改善にある。高齢者総合機
②苛原 実「認知症の在宅医療」
アルツハイマー型認知症ADは脳の変性疾患であり、10~20年の経過で認知機能、身体機能の低下が進行し、
③田島和周「難病の在宅医療」
癌終末期の在宅医療はⅠ-2ヶ月間と短いが、難病の在宅医療はそ
④長尾和宏「最期までの支援の考え方」
在宅医療の目標は「QOL×寿命の最大化」である。
臨終の瞬間には医者などが大きな顔をして立ち会わぬ方がいい。それは家族や友人のものだ。死後に診察して死亡診断書
⑤和田博隆「在宅医療における訪問看護師の役割」
2012年の介護報酬改定は「定期巡回・随時対応訪問介護看護」
⑥保田淳子「在宅医療における福祉用具活用のコツ」
ケアマネや福祉用具専門相談員など一人、二人の判断で福祉用具選
⑦川﨑浩二「退院支援と医療連携」
長崎大学で、大学側からネットワークを作っている活動の報告。あ
⑧藤井博之「在宅リハビリテーション PT・OT・STに何をど
社会的役割を失うことによって「起きる気もしない」状態に至った高齢患者や、みずからの
○リハビリの長期目標を立てるコツ:患者に「この病気がなかった
○セラピストに依頼すべきは、彼らが訓練する1週間168時間の
○医師はセラピストに任せきりにせず、適当な方法でモニタリング
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コメント
野田先生のブログ、やっと見つけました。
過分なご評価、感謝です。
投稿: 藤井博之 | 2014年10月 1日 (水) 19時13分
藤井先生、粗末なブログをわざわざ見つけていただいて恐縮しています。
改めて読み直すと、先生は本当に重要なことを臨床的なヒントとして述べていらっしゃいますね。
どうも、読書記録を残すと、安心してさっさと忘れてしまい、大事なことを逃してしまうという危険性を感じました。自分のブログを何度も読み返すといいのですが。
投稿: 野田浩夫 | 2014年10月 6日 (月) 12時52分