9条が世界を救う日・・・日本の恩返し・・・互酬的世界に向かって

2011年4月4日から5月28日まで設置された「倫理委員会」の報告書にしたがって脱原発を決めたドイツは、そのことで、ナチスの犯した罪の何十分の一かは人類に恩返ししたことになるだろう。

新興帝国主義国・中国が新しい世界戦争を始める日がきた時、日本に憲法9条が残っていれば、憲法9条が世界を大戦の惨劇から救うだろう。それは、日中戦争を真に償う日本の恩返しでもある。

しかし、その時、日本に国防軍がいれば、そうはいかない。二度も世界戦争を引き起こしたドイツの轍を踏む可能性もある。

ところで、安倍をはじめとする日本の右翼は、なぜロシアに不当に奪われている国後、択捉をパラシュート部隊で急襲して一気に全千島の奪還を開始するという国際法上も幾分かは理のある主張をしないのだろう。それをしてみれば、国防軍を創設しようなどという自分たちの主張の本当の姿を自ら悟るのではないか。