« 代議制の新たな段階に達するために・・・「中間組織の構成員一人が一つの社会運動に参加を」 | トップページ | 臨床倫理ノート »

2013年1月10日 (木)

今はどういう時か

1月9日のニュースによると、尖閣領空侵犯の中国機に自衛隊機から警告射撃することを政府が検討している。

領土問題が両国間に存在すると認めれば決して採られることのないところに踏み込んでいるのだ。

中国機側としては自国領空内にいて日本の自衛隊機から射撃されたという認識となるから、当然武力で反撃する。

どんなに小さくてもこのような戦闘行為が起こって、まして一人でも死者が出るということになれば、両国内の排外的ナショナリズムが急速に拡大するに違いない。

日本国内ではすぐに9条を廃棄しようという声が大規模に組織されるだろう。

検討されているのはそういう道筋への誘導法にほかならない。

1933年のドイツで、二つの大統領緊急令とその後の「(ナチスへの)全権委任法」成立ででワイマール憲法が事実上停止されたような状況、すなわち自公+維新+民主の一部圧倒的多数による国会決議で超法規的に憲法9条2項を停止することを、まさに尖閣での戦闘勃発を契機に作り出そうということの検討は必ず行われている。

その時自衛隊が一歩も動けないようなゼネスト並みの反撃が組織できるかどうか、あるいは事前に反戦派が一網打尽にされるかは、現時点での僕たちの警戒心にかかる。

安倍内閣が成立したというのはそういうことだったのだ。

|

« 代議制の新たな段階に達するために・・・「中間組織の構成員一人が一つの社会運動に参加を」 | トップページ | 臨床倫理ノート »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今はどういう時か:

« 代議制の新たな段階に達するために・・・「中間組織の構成員一人が一つの社会運動に参加を」 | トップページ | 臨床倫理ノート »