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2013年1月26日 (土)

公正と平等の関係

僕が所属する団体のある重要文書の中に、

「新自由主義や強権政治によって地球環境や生命・人間性を犠牲にする社会ではなく、人間発達の可能性を開く公正・正義・連帯の社会をつくらなければならない」

というフレーズがあり、その中で「公正・正義・連帯」の文言使用に僕は若干の責任感を感じているのだが、北海道の賢い友人が果たして「なぜ<公正>なのか、<平等>でいいじゃないか」と質問してきた。

それは、そのまま難問として残り、うまく答えられないでいたのだが、今日、仙台で開かれた医療倫理交流集会で熊本大学・浅井篤教授の講演資料を眺めていると、イギリス医師会の唱える「今日の医の倫理」6項目の一つに「公正」があり、その原文はfairness or equity とある。

equityは公平で、平等equalityとは違うかもしれないが、これほど似ている言葉がそれほど違う意味があるとは思えない。

だから、「公正」でいいのではないのか、と言うのが僕の結論である。賢い友人は納得してくれるだろうか。

*実は可能性の平等を「公正」と言い、具体的に実現されたものが同じである時を「平等」と言うのではないだろうか?

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