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2012年11月30日 (金)

生活保護受給者ー非受給者の分断をどう克服するか?・・・無料低額診療がめざすのは医療費自己負担無料化しかない

生活保護問題の最も厄介なところは、生活保護制度が貧困層の1割しか捕捉していないため、圧倒的多数が生活保護受給者に比べ不利な位置におかれ、同じ貧困層が受給者、非受給者に分断されることにある。
この分断をなくすたには、 捕捉率を上げる、すなわち、生活保護を受給しやすくする運動が大切なことは当然であるが、もっと根本的には、分断が著明に現れる医療費部分をともに無料にすることである。
理想的には、所得に関係なく無料の医療制度が実現できれば最もよいが、最低限、医療保険料・窓口自己負担の応能負担を強めることで、全体の3割くらいは医療費負担をなくすることから始めるべきだろう。

民医連中心に広がる無料・低額診療診療も、生活保護制度の補完・部分的拡大、あるいは生活保護受給素子水際作戦の最前線にに終わるのでなく、明確に医療費無料化をめざす運動への一歩だと目標を明確にしなくてはならない。

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