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2012年7月 7日 (土)

7.6前後 会議ー 首相官邸前デモに参加ー会議ー会議ー健康の社会的決定要因SDHのなかに「適切な緩和ケアサービスの存在」を加えれば、SDHがQOL判定の具体的項目としては十分になる、と気づく

会議。

いわゆるゼロ成長を受け入れるとして、社会を前進させる生産力の拡大はどのように起こるのか。これは難問である。

生産とは財の生産だと考えるのはステレオタイプというものである。生産とは、最初からQOLそのものあるいはそれを担保するものの生産だった、したがって、その生産はゼロ成長の中でも無限に近く拡大しうるという僕の最近の気づきを述べるが例によって理解者はない。

しかし僕に限って、理解されないということでめげることはない。

それからデモ参加。

地下鉄 国会議事堂前駅に降りると、そこから行列は始まっている。警視庁が出口を1箇所と決めて誘導しているためである。ここですでに「再稼働反対」と叫ぶ人がいて、次第に唱和する人々が増える。

15分くらいで地上に到達。そこもすごい人の波である。

「山口民医連」の腕章は付けてみる。木下ちがや君の呼びかけによるのだが、組織の腕章を付けている人は他にいない。

「弁護士」という手作りの腕章を付けている人を発見。こうしていれば不当逮捕があれば役立つと感心。僕もシンプルに「医師」とすればよかったと一瞬考えた。

ともかく人が多いのと雨が激しいのとで身動きできない。

警察とのトラブルはほとんど見当たらない。この統制は見事だ

御茶ノ水に帰ってうどん屋でビールを飲む。

山口県知事選、飯田哲也を支持して精一杯頑張って見ることを決意。

翌朝の会議ー瓦礫問題の続き。過去のどんな方針が正しかったか、あるいは誤っていたかという自らを判定者とするような記述は避けて、現地と、すでに受け入れてしまった自治体の安全が保てるような最大限の責任を国に求めるという方向でまとまる。

会議ー被災地の医療問題。9月に終わる自己負担免除の継続の要求。加えて、抗がん剤治療や糖尿病治療の自己負担の大きさを救済しようという新たな提案。要求が通らず、医療での自己負担がたとえ再開されたとしても抗がん剤や、最低限糖尿病の過大な自己負担免除をかちとれば、それ自体が全国の課題にも発展して行く別の展望もある。

午後、予定を忘れていた会議。飛行機の都合で中座しなければならない。ここでもQOLが問題になる。胃瘻など高齢者疾患慢性期、終末期の人工栄養の差し控えがテーマである。

QOLと「人間の尊厳」 の混同を前提に、手続き的なQOL判定で人間の尊厳を測定し、「ある程度以下にQOLが低ければ人間の尊厳がないのだから治療の差し控えが正しい」という結論になっている。これは根本的に誤っているのではないか。

これについてはもう少し考えてみなければならない。

帰途、飛行機の上での勉強。健康の社会的決定要因SDHのなかに「適切な緩和ケアサービスの存在」を加えれば、SDHがQOL判定の具体的項目としては十分になる、と気づく。

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