調査ジャーナリスト
これは、今朝ちょっと気付いたことである。
堤 未果が 『政府は必ず嘘をつく アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること』角川SSC新書2012年で、ナオミ・クラインのことを「調査ジャーナリスト」という肩書で紹介していた。
ジャーナリストは調査して知らせるのが仕事だから、調査ジャーナリストというのは、まるで普通の医師を「診療医者」などと表現するみたいで変だと思った。
さっき、実は堤が正しかったのだ思うせるような記事をniftyのニュースで読んだ。日本のジャーナリズムは、自分では何も調査せず政府の発表を報道するだけの機関である、この状態を「官報複合体」と呼ぼうと誰かが言っている。
だとすると、ナオミ・クラインはやはり調査ジャーナリストとしか言いようがないのだ。
日本のジャーナリズムは「官報複合体」とまでも言えないのかもしれない。「第二官報」、あるいは「民間官報」にしか過ぎない。
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4月1日『堤未果先生の思いを語る会 』開催 http://blog.livedoor.jp/iryokaisetsu/
投稿: やぶい | 2012年3月25日 (日) 16時48分