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2012年3月 9日 (金)

宇部市医師会病診連携総会に参加して

上記の会合が3月8日に開かれたが、140名という過去最大の参加者があり、宇部市医師会の行事の中でも最大のものになったとのことである。
このところ全日本民医連関連の仕事が忙しくて、地元の医師の事情にあまり注意を払えなかったのだが、僕もよく知っている国立病院副院長のS医師が2月に癌で亡くなっていたという話をこの会合で初めて知ったので衝撃を受けた。よく笑う人だったのだが。

それはそれとして、ずいぶん盛会になったこの会の模様を見ながら、僕の考えたことを2点記録しておく。

①これまで僕たちが努力してきた「病院地域連携室のネットワークで地域医療を改善しよう」という試みは大体目的を達して、今夜あたりが頂点になった。

次は各病院に総合診療科を作り、総合診療科のネットワークで地域医療の民主的形成を図ることを目標とすべきである。若い総合診療医の育成もそのネットワークの中でできるようにする。

各病院が総合診療科を置けるように「山口県病院総合診療研究会」をぜひとも早く立ち上げなければならない。

その前に、僕自身が自らを総合診療医と位置付けて、改めて勉強のやり直しをすることも大切である。

②地域緩和ケアの前進は、やはり緩和ケア病棟が最大の推進力とならなければ永続的なものにならない。

在院日数10日強の範囲で入院を引き受けて緩和ケアの方針をたて、その後はどんどん開業医との協力で患者を委ねている四国がんセンターの谷水先生のスタイルがいまのところモデルである。

すでに開業している中堅医師の緩和ケアの研修を引き受けたり、今後、在宅緩和ケアを自らの仕事と思って開業する若い人を作る仕事もその緩和ケア病棟にはある。

宇部市にある国立病院の緩和ケア病棟がそのようなものになるため、どのように協力するべきかをまず話し合ってみたい。

それが不可能なら別の方法を考えないといけない。

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