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2011年11月 7日 (月)

「9条が本当に試されるのは、アメリカが北朝鮮を攻撃する時だ」 「超高齢社会の日本が世界に希望を与える」「日本の首相はアメリカのエージェント=代理人あるいはスパイに過ぎない」・・・自分のブログを読み返す

ときどき、自分のブログを読み返して、「おっ」と唸ることがある。誰かの斬新な発言を聞いたり、自分なりの発見があったのを記録したまま忘れてしまったのを思い出すからである。

話は横にそれるが、記憶力の低下は如何ともしがたくて、薬や個人名の付いた検査と症候群の名称を忘れて立ち往生することが多い。とくに先発品をジェネリック薬品に採用変更した場合や、整形外科や神経内科の検査・症候群の名前で躓く。「もともと『ハイペン』だった薬、今は何て名前のものにしている?」位は看護師さんが答えてくれる(「『ライペック』じゃないですか~」など)が、「鶏肉に多い食中毒などをきっかけに手足の先端から、ちょうど水につかったような分布範囲で両側に末梢神経の運動麻痺が来て、それが上の方に進行して、最後には呼吸筋も麻痺し、『僕の経験した症例では』人工呼吸したこともある症候群、あれはなんだっけ」と呟いても「知りませんよ」とほっておかれる。(キャンピロバクタ感染とギラン・バレ症候群のことを思い出そうとしているのである。)名前だけでなく数字も忘れやすく、つい先日は39歳の慢性B型肝炎患者を前に、インターフェロンとバラクルードの選択を変更する境目の年齢を忘れているのに気づいた。40歳だったか35歳だったか分からなくなった。実は35歳だったのだが、そういうとき、手元にPCがあると何とか検索できる。物忘れ人であることを隠すことができる。

どうやらネットの存在はアルツハイマーの発症をマスクしてしまい、早期診断・早期治療の妨害になりそうである・・・これは本気にしないように。

物忘れの自慢はそれくらいにして、今日読み返したのは2011年2月21日の記事である。18日後には震災が起きるのだが、当然その影はまだ射していない。

記事を抜粋してみる。○が抜粋、*が今の僕の感想である。

○「(2月)19日の夕方に品川正治さんの講演を聞く機会があった。

(不況・失業にあえぐ日本に成立したファッショ政権=たとえば橋下氏が首相になる日を想像すれば分かる=が、日本経済を追い抜いていく中国、ロシアを尖閣諸島や千島で先制攻撃して第3次世界大戦の引き金を引く可能性はないかという僕の質問に)品川さんは笑って、いくらなんでもそんな馬鹿はいないだろう、といった。

『それより9条が本当に試されるのは、アメリカが北朝鮮を攻撃する時だ。』

『北朝鮮攻撃には日本としては加担できない、それでも、もし強行するなら日米安保条約を廃棄するという決意が日本にできなければ、世界的な戦争が拡大するだろう』

というのが彼の意見だった。

ともあれ、『9条が日本を支える』、『9条が世界を戦争から救う』、

また『日本の超高齢化社会の解決の仕方が世界の希望になる』と、

品川さんは僕たちを励ました。

*これを読み直してみると、9条と北朝鮮問題の緊迫した関連が冬の冷気のように皮膚に突き刺さってくる。

アメリカによるピョンヤン爆撃が政治日程に上ってくるとすれば、リビアの例から考えると、金正日政権が反対派のデモをピョンヤンその他の都市で虐殺し始めるときだったりするだろうが、その時、僕たちは、虐殺に激しく抗議する一方で、自分の体を張って日本の基地から米軍機が飛び立つのを阻止しなければならないだろう。果たしてうまくできるだろうか。(金日成・金正日政権は旧日本帝国と巨悪ソ連・巨悪アメリカの合作である。その成立には僕たちも責任がある。その責任を果たすということは、朝鮮社会の自主的な進歩の妨害を決してしないということに尽きるだろう)

一方、若干脈絡が見えないままに記録してしまっているが、超高齢社会を社会保障の後退でなく、真の福祉国家確立の契機として乗り越えていかなければならないという話は、世界のどの国もこれほどの超高齢社会に到達していない中では、日本しかできない世界の人々への貢献のテーマであると改めて気づかせるものである。

新しい福祉国家作りは、どうしたら日本が北欧になれるかという陳腐なレベルでなく、大げさにいえば人類史上の全く新しい経験なのである。

品川さんは僕たちにそういう気概を持てと言いたかったのだろう。超高齢社会への僕たちの戦略もそういう視野が必要なのである。

○「TPP trans-pacific partnership環太平洋戦略的経済連携協定は、結局はアメリカの(中国封じ込めを狙う)国家戦略に過ぎない。これへの参加を『平成の開国』だと話している菅首相は、やはりアメリカのエージェントである。

アメリカのスパイが首相をしている国、というとまがまがしいが、それが日本の戦後史を貫徹する特徴だったのかもしれない。ただ、菅氏の場合、盟友鳩山前首相と小沢被告の追放をアメリカから密かに命じられ、それを実行して首相になったことが次第に明らかになってきたので、陰惨ぶりが著しいのである。」

*これは僕の個人的意見にすぎない文章だが、これを読むと、大震災を挟んで、TPP問題が再び浮上してくるなか、今の国民的議論は9か月前に比べずいぶん深まっていることを改めて感じる。

震災被害が人々をより真摯な姿勢に導いたのである。

しかし、一方では鳩山から菅へ、菅から野田へと、民主党の首相の対米従属度が際限なく深まっているのも、はっきり見える。

野田に比べれば菅はまだましだったのかもしれない。

菅は鳩山をやめさせろと言い含められた小物のスパイだったかもしれないが、野田には生得的習性で走り回る家畜の感がある。

ところで、最近の「普天間移転は国外へ、最低でも県外へ」という鳩山発言に対するマスコミの扱いは目に余る。あの発言ひとつでそれまでの日米外交の苦労が台無しになったというのが大合唱されているが、鳩山発言が沖縄の人々の希望に火をつけ、それが決して消えないという一番大事なことが忘れられている。日米合意がどれだけ沖縄の人々の気持ちを踏みにじっているかがはっきりしたことをTVに出てしゃべる連中はあえて無視しているのだ。「売国の徒」というにふさわしい。

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