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2011年10月 5日 (水)

看護師の世界の不思議・・・「准医師」づくりに熱心な看護協会と厚生労働省

ニュースによると、厚生労働省は10月3日、特定看護師(仮称)の養成に関するたたき台を示した。そして 能力認証を受けた看護師(特定看護師)については、医師の包括的指示の下、自分の判断で特定の医行為や患者の状態の初期評価を行うのに対し、認証のない看護師は患者の状態に関する医師への報告や確認のほか、医師による具体的指示が必要とした、という。

僕は、外国の例にもあるように、看護師から医師に進むコースが作られてもいいと思っているし、医師がいつまでも法的な責任の集中を背景に特権的な地位にいることもできないと考えている。

医療界の各職種はもっとフラットな関係になって、境界部分では重なりあいが広がることが患者にとって、また医療従事自身にとってより望ましいだろう。

しかし、特定看護師制度はまずいと思っている。

思想的には看護師という同一職種の中に士官と兵隊を作り出すアナクロニズムを感じる。そこには看護協会の(日本の旧軍や現在の北朝鮮的な)ヒエラルヒー志向が利用されているとみて間違いないだろう。

また経済的には「准医師」を安上がりに作り、医師を増やさないという作戦だし、それは医学や医療の前進の大きなブレーキになることが目に見えている。

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