« 秋分の日 しんぶん「赤旗」にバフェットに関する面白い記事・・・鈴木 頌先生のブログにも関連して | トップページ | 夏目漱石「こころ」1914 »

2011年9月27日 (火)

アメリカ南北戦争とベトナム戦争の類似点 ・・・・・ マルクスとリンカーンとホーチミン

日曜日は早くから目が覚めた。
今はマルクスーエンゲルス全集を読むぐらいしかできることがない。

日曜の早朝に読んだのは15巻322ページの「合衆国の内戦」1861年である。

これを読むとマルクスがアメリカの南北戦争をどう見ていたのかがよく分かる。

イギリスは奴隷制に反対する北部諸州に、南部と分離して別の国を作ることを勧めたが、マルクスはそれはありえないことだとしている。

マルクスの考えでは南部連合は分離を目的としているのではなく合衆国全体を侵略しようとしているのである。南部連合は境界諸州には奴隷制を拡げ、北部においてはドイツ系やアイルランド系の労働者を奴隷にしようとしているのが明白である。

したがって、北部と南部の平和共存はありえず、いずれか一方の勝利をもってしか終結はないのである。

これを読んで僕が気づいたのは南北戦争とその100年後のベトナム戦争の類似点である。

第一にどちらも一国内の北部と南部との戦争であり、北部が勝利していること。ここで笑ってはいけない。

第二にどちらも南部が侵略的であったので、南北の平和共存の可能性がなかったこと。

第三にどちらも侵略的であった側は、国外の帝国に支えられて反動的であったこと。

第四にどちらも、北部の指導者は飾りのない率直な優れた人物であったこと。

マルクスがホーチミンについて何かを書き残すということは残念ながらできなかったが、リンカーンの批評は残している。同巻528ページにリンカーンの人間像の記述がある。

「彼には創意も、理想主義的な活動力も、悲壮な口調も、歴史的粉飾も全くない。彼はいつでもきわめて重要なことをできるだけ目立たぬ形で実行する。大した広さではない土地を手に入れようとする人たちが「理念のためのたたかい」を宣言するのにたいして、リンカーンは理念のために行動しているそのときに狭い土地の面積を口にする。」

ホーおじさんも同じような人だったろう。僕もそのような人物でありたいものだ。

|

« 秋分の日 しんぶん「赤旗」にバフェットに関する面白い記事・・・鈴木 頌先生のブログにも関連して | トップページ | 夏目漱石「こころ」1914 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アメリカ南北戦争とベトナム戦争の類似点 ・・・・・ マルクスとリンカーンとホーチミン:

« 秋分の日 しんぶん「赤旗」にバフェットに関する面白い記事・・・鈴木 頌先生のブログにも関連して | トップページ | 夏目漱石「こころ」1914 »