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2011年7月 1日 (金)

6.11新宿脱原発デモで El Pueblo Unido jamas sera vencido邦題「不屈の民」が響いているのを聞いて僕は何を思い出したか

遅ればせながら、6.11新宿脱原発デモ前の集会の様子をyoutubeで見ている。

いかにもシティボーイらしい感じの小熊英二君の挨拶http://www.youtube.com/watch?v=Ki2KI9pmXto&feature=relatedなども悪くないし、妙ないざこざがずっと映されているのも臨場感があっていい。

しかし、それより僕が励まされたのは、「ジンタらムータ」と「ちんどん屋」のみなさんが演奏していたのが、1970年代に親しんだチリのフォークローレEl Pueblo Unido jamas sera vencido邦題「不屈の民」あるいは「アジェンデとともに」だったことである。http://www.youtube.com/watch?v=TGrV5_1lrr8&NR=1

特に,その陽気さは、イタリアのアイリッシュバンドのModena City Ramblersがパルチザンの代表的な歌ベラ・チャオBell ciao を演奏するhttp://www.youtube.com/watch?v=55yCQOioTyYのを髣髴とさせる。足りないのは熱狂する大群衆である。

とはいえ、今はどんな時代かというと、原発利益共同体の悪行を誰もが自由に批判できることから言えば、1974年軍の独裁政治が終わったときのギリシアに似ていると言える。

(ただ、「ジンタらムータ」とちんどん屋の皆さんが提案した2時46分の黙祷が行われなかったようなのが気にかかる)

*イブ・モンタンが主演した映画「Z」(1969年フランス)は、1963年の軍部独裁政治時代に一人でギリシア初の反核平和行進42.195Kmを歩きぬき、その2カ月後に街頭でテロリストに殺された小児科医で国会議員だったランブラキスをモデルにしていたが、その映画の音楽を担当していたのがテオドラキスである。

そのテオドラキスが1974年独裁が終わった後初めて野外音楽集会を開いたときの記録がある。そのときの雰囲気は新宿デモの「ジンタらムータ」の音楽に通じているのではではないか。http://www.youtube.com/watch?v=NLgerQJo7zM

**演奏が終わって、メキシコに行っている八木 啓代(やぎ のぶよ)さんから現地の音楽家たちが日本の高円寺のデモについて音楽的に素晴らしいとほめているという話が伝わったと自慢しているのも好ましく思えた。八木さん自身が歌うフォークローレを20代の僕が聞いていたからである。

***2011.5.7の渋谷のデモで八木さんがうたっているのはhttp://www.youtube.com/watch?v=QDyK2uQ4s8Qhttp://www.youtube.com/watch?v=Pw4LCbUYiTYで分かる。。

****それ以前の2011.4.11 高円寺のデモの様子も見ることができる。http://www.youtube.com/watch?v=jAHJTqz8pjc

ここにも子どもを連れた小熊君が映っている。写されるのを嫌がっているようだが。

赤い着物を着てドラムを叩いている女性は誰なのだろう。僕にはわが法人のMさんにしか見えないが・・・。

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コメント

こんにちわ

ゲバラと同じく弱者の視点に立って医療活動をされている野田さんのブログ拝見して刺激になりました。

新宿の反原発デモで、EL PUEBLO UNIDO JAMÁS SERÁ VENCIDOのメロディーが演奏されたのを知ってちょっと感動しました。70年代のチリとは指摘されているように、今の日本と様々な点で違いますが、この曲が民の団結を想起させる今日には変わりありませんね!

投稿: Venceremos | 2011年9月 2日 (金) 14時28分

コメントいただきありがとうございました。
子のことが日本の変化の現われだといいですね。

投稿: 野田浩夫 | 2011年9月 5日 (月) 19時32分

変な誤字がありました

コメントいただきありがとうございました。
このことが日本の変化の現われだといいですね。

投稿: 野田浩夫 | 2011年9月 5日 (月) 19時34分

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