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2011年6月 8日 (水)

5月は自殺が急増している・・・雑誌「」2011年6月号野田正彰医師(関西学院大)の談話

実はこの話題について予想だけは書かないでおこうと思っていた。

震災被災地で懸命の「心のケア」がなされている中で客観的な自殺急増の予想など他人事のように述べるべきではないと思っていたからだ。

しかし警察庁のホームページの最新の記事、平成23年月別の自殺者http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/H23_tsukibetsujisatsusya.pdf

の記事を、平成22年月別の自殺者数

http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/ H22_tsukibetsujisatsusya.pdf
と比べると考え込まざるをえなかった。
今年5月の自殺者数は3281人。 4月2667、昨年5月2776、昨年4月2577という数字から比べるとこの数字の異常さは明らかだ。前月比23%増、前年同月比18%増。また、昨年も5月は4月に比べて増えてはいるが、偶然の変動の範囲に思える。
福島、宮城で増え、特に福島は4月→5月は42→68と急増している。
しかし、増えているのは東北だけでなく、全国的傾向であり、たとえば山口でも32→51である。
福島も山口も22年1月から50を超えたことはなかったのにである。
これが震災の影響ではないと考える人はいないだろう。
*その後雑誌「」2011年6月号を読んでいると、精神科の野田正彰医師(関西学院大)がインタビューに答えて「私の調査では、阪神大震災の場合でも、自殺者が出たのは一ヶ月以上たってからでした」と話している。
そういう時がいまきているのだ。
ただ、野田正彰氏は釜石の例を挙げて、今回の震災では直後から多数自殺者がでており、その悲しみの凄まじさに社会が注目するよう示唆している。
**これは野田さんが直接言っていることではないのだが、読みとれば「原発問題に興奮している人は、戦いが好きで、震災で不幸に陥った人のことは早く忘れたいだけなのだ」ということも、このインタビューにはある。それはそれで、自分のことを言われている気がする。

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