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2011年2月22日 (火)

品川正治「手記 反戦への道」新日本出版社2010

2月19日に全日本民医連の評議員会で品川さんの記念講演があり、その際購入した。著者のサインをもらった。

小説風な半生記である。

いろいろ興味深いところが多い。

たとえば旧制三高の生徒総代であった品川さんは、軍事教練中にほかの生徒が起こした反軍行動事件で総代を引き事態の解決策として華北の兵役を志願する。そのとき総代を継いだのが後輩小森良夫氏だったことが書かれている。

復員後、品川さんは小森氏と東京で再会したが、彼はその後に日本共産党の在プラハ「平和と社会主義の諸問題」編集委員、中央委員となる道を歩んでおり、お互い違う道で平和のために力を合わせることを誓う。

この小森良夫氏の妻が詩人の小森香子であり、子どもが漱石研究者で9条の会の事務局長をしている小森陽一氏であることはここで気づいた。

道理で品川さんと小森陽一さんの二人はよく一緒に九条の会の講演会の演者となっているのだろう。

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