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2010年9月 6日 (月)

血を浴びて地に這うもの

今日はひどい日だった。

末期食道癌の人の止まらない吐血、

在宅患者さんの激しい虚血性腸炎、

肝硬変の人の滝のような痔からの出血。

特に最後の人については、全身血を浴びながら治療し,最後は多臓器不全で亡くなった。

それらを外来診療を終日こなしながら、何度も病棟を往復し、夜間呼び出されて治療するのである。

そういう日のごくわずかの空いた時間に、相田君という東北大歯学部出身の30歳台の疫学研究者がロンドンのマーモットさんのところに留学している話を雑誌のコピーで読んだ。

あまりに境遇が違いすぎるのではないか。

これこそ人生の境遇における inequity というものである。

相田君には長い健康寿命が、私には長期間の障害を持った人生が割り付けられているに違いない。

そこで、私は自分に上記のようなあだ名をつけることにした。

なんだか、フランツ・ファノンのようにかっこいいと思う。

そのほか、自分につけるあだ名としては、「知の倭人」というのがある。

とっておきなので、もう少しして使おう。

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