秋葉市長 平和宣言2010 を聞きながら・・・「世界で最も我慢強い人びと」
昨日8月6日は勤務の都合で、広島の記念式典のTV中継を見ることはできなった。秋葉広島市長の平和宣言は、今朝youtubeで見た。彼は「世界で最も我慢強い人びと」と被爆者を呼んだ。
R.J.リフトン「ヒロシマを生き抜く 精神史的考察」岩波現代文庫2009 を読んで確認したことのは、被爆者に共通する、生き残ってしまったたことに対する罪悪感だった。それは人間にとって当然な心理的現象であり、免れようのないものである。
被爆者に対し私たちができることは、核兵器廃絶を確実にし、被爆者が生き残ったのはまさにそのことのためにあった、生き残ったことは善であったと証明することである。
被爆者の隣人として、コミュニティを同じくするものとして、同時代人として、それが私たちの疑いもない義務なのだ、と秋葉市長の宣言を聞きながら改めて思った。
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