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2010年6月21日 (月)

老いた医師は若い弁護士のパシリではない

突然、「この方についての意見書作成をお願いします」という手紙と資料が、机の上に届けられている。

確かに、同様の病気の人の意見書を書いてあげたことは以前にある。

だからと言って、なぜ、何の前触れもなく、診察したこともないその患者の意見書を私が作成しなければならないのだろう?なぜ、必要な段取りがきちんと踏めないのだろう?たとえば、その患者が一度受診するとか、という手だては自分で考えたらどうなのだろう。とにかくアプローチすれば相手が何とかしてくれるとでも思っているのだろうか?

若い正義感に満ちた弁護士は、世界が自分中心に回っていて、そこらへんの医師は黙っていても自分に協力すべきだと思っているのだろう。

だが、それは到底、実世界で通用するものではない。

彼らにも医師研修に似た、厳しい実地修練が必要である。

とくに周囲の人間とのコミュニケーションについては十分学ぶ必要がある。

私もジジ臭くなって、若いもののすることはすべて気に入らなくなっているのだろう。

だとしても、若い人もそれには気づかなければならない。

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