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2010年5月17日 (月)

雑誌「民医連医療」2010年6月号

この雑誌に連載されている「労働者の健康問題について」の執筆当番が私に回ってきた。実は当番に当たっていることを忘れていたので、締め切りが過ぎた後、大急ぎで、実は1、2時間で原稿を書いた。

2003年「ソリッド・ファクト」、2008年「クロージング ザ ギャップ イン ア ジェネレーション」、2010年「マーモット・レビュー」という社会疫学の代表的な3報告の中で、労働・雇用問題がどのような事実を提示しているかの素描を試みただけに終わったが、何とか、発行には間に合ったのだった。

きょう、その雑誌を眺めていると、私の次男もその雑誌に何か書いているのを発見した。私自身も参加した2009年9月の民間団体による「水俣病大検診」の参加記である。

子どもの文章を見るのは照れ臭いものである。

文章の組み立てが何となく自分に似ている。

どんなわずかな経験も、たえず世界の大きな枠組みの適切な場所に位置づけようとする姿勢。

逆に、認識においては、この世界の全体をいったんは自分の認識の枠組みの中に消化してみようとする姿勢。

実は、これは僕に似ているわけではない。僕も次男も、同時代の人として加藤周一さんを持ち、絶えず彼に学んできたということの現れなのである。

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