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2010年4月26日 (月)

宿題のない一瞬・・・「フランスの内乱」と「第11回党大会政治報告」

自分の思いでこれだけは訳しておこうと思った二つの文献も訳し終わり、雑誌に頼まれていた原稿はすべて書き、予定していた講師活動や挨拶もすべて済ませると、もう5月末の講演以外は宿題がなくなった。大波が過ぎて、急に凪(なぎ)が訪れた感じである。

来月中旬に、昨年キューバを視察した仲間たちと一緒にキューバ大使館に招待されているので、その時の話題に役立つかもしれない「Fidel & Religion」の続きを読もうとは思っているが、それがテーマになるわけではなし、必ずしも宿題というほどではない。

読み残している本も多いが、なぜかこういう時のメインの読み物にはならない。

こうした場合に読むものは大体決まっている。マルクス―エンゲルス全集とレーニン全集である。

たいていの場合「フランスにおける内乱」(ME全集第7巻)と「ロシア共産党第11回大会(1922)政治報告」(レーニン全集第33巻)から読み始めるとと次第に元気が出てくる。

今日は、1871年5月22日のコミューンの敗北と、パリの大虐殺の描写を読んだ。こういう悲劇を何度も乗り越えて現代があるのだ。

また新経済政策の神髄は「飢えた小農民が困難な状態にある現在、共産主義者は彼らを実際に援助していることを証明してみせることだ」、また「肝心なことは政治権力をふるうことではなくて統治する能力を持つことだ」と噛んで含めるようにレーニンが言う場面も読んだ。

中国の執行部はここを何度も読み返すべきだと思う。

それから、ごく細かな私の仕事に似たところといえば

・・・私がシベリアに流刑されて、資格を奪われてもぐりの弁護士でしかなかった頃、土地の農婦の相談を聞いていたとき、いったい何が問題になっているかを理解するのが一番難しかった。何しろ自分の親類の話から問題の牝牛までいくのがものすごく長いし、書類の写しが必要だということがどうしても理解してもらえない。それどころか「あの弁護士は写しがないから牝牛の話が聞きたくないんだそうだ」と仲間内で私の苦情を言い合っている。・・・

とレーニンがぼやくくだりもいつものように笑わせられた。

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