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2009年9月12日 (土)

岩国基地

岩国基地騒音による住民健康障害を調査しようと考えて、調査方法の学習を続けている。

まさに泥棒を見つけて縄を編んでいるわけで、誰の役に立つことも出来ずに終わるかもしれない。

それでも、学習会の初めには、基地問題の概要の紹介役にならざるをえないので、少しづつ知識を蓄積しているところである。

岩国基地が厚木の空母艦載機の移転候補に挙がったのは、一つには住民の政治的態度によるところがおおきかったとされる。

市街地に隣接して基地があり、戦闘機騒音が激しいのに、厚木とは全く違って騒音訴訟も起こらず、基地拡大が主目的の沖合い移設を住民側から望むという米軍協力的な姿勢が、岩国を移転候補として最有力化させた。

1998年ごろからそれを推進したのが、山田洋行事件で逮捕された守屋武昌次官だった。

しかし、その後の政治的変化は、岩国の住民が扱いやすい等とはいえないことがはっきりした。住民投票もあり、騒音訴訟も起こった。

ただ、岩国を最重要基地に浮上させているのは、そんな国内事情だけではない。大局的には米軍の世界戦略の変化がある。

東シナ海からインド洋に及ぶ「不安定な弧」での即時機敏な作戦遂行体制の構築が米日の共同目標となった。その最重点基地に、岩国、グアム、ディエゴガルシアが選ばれているわけである。本土の在日米軍は東日本から西日本の岩国に軸足が移されている。

その一過程としての空母艦載機移転なのである。

ここでの住民運動は、おそらく一生かけてやるべきものになるのだろう。

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