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2009年9月 4日 (金)

タミフルにかかわる自己責任論・・・公務災害隠しか?⇒訂正

 新型インフルエンザで死亡した北海道の40歳代保健師がタミフルを服用していなかった、という9月4日早朝のニュースはきわめて意図的なものと思える。

 タミフルは症状を若干緩和しても死亡率を下げるものではないし、むしろ副作用を増やすだけのものである。それは常識であるにもかかわらず、この保健師の死亡は、処方されたタミフルを服用しなかった本人の自己責任だといわんばかりの話である。

当局の公務災害(労災)と認めたくないという姿勢の表れではないかとさえも思える。

これに関連して、「妊婦にはタミフルを一刻も早く服用させてください」という産婦人科からの内科への呼びかけも要警戒である。それは本当に正しいのか?その根拠になっているのはアメリカCDCがタミフルを用いないことで死亡したと報告している数例の妊婦死亡例である。しかし、いずれも非ステロイド抗炎症剤(NSAIDs)が投与されており、それが死亡の原因となった可能性が否定されず、タミフル投与がなされなかったことが死亡原因だというのは間違っていると浜六郎さんは言っている。

情報を鵜呑みにせず二重三重にチェックをかけることこそが、住民に対する地域の第一線医師の責任だと思える。

 *9月11日

その後、この報道の背景には若干複雑な経緯があるのではないかと思うようになった。

保健師の死亡について、いち早く浜六郎さんが「タミフル服用に特有な睡眠中の突然死」と推測するコメントを出していたのだ。北海道側の発表はそれに対する反論だったのかもしれない。この件については浜さんの事実誤認だった。

もちろん、それで、浜さんたちの主張の本質が否定されるという性質のものではない。

それにしても、この件で浜さんを否定する人たちの多くの口汚さに閉口する。中には、コメントを交わす中で、次第に考えを深めていく実践家らしい謙虚な人もいるにはいるのだが。

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