映画「うた魂」(DVD)・・・合唱曲:高田三郎「川」
宇部市の映画館で1週間だけ「うた魂」が上映されていたが、今回は映画館に足を運ぶことができず、DVDで見ることになった。
定石どおりの青春映画で外すことがなかった。前後して見た、同じく合唱を題材ににしてい「歓喜の歌」より面白い気がした。
とても高校生には見えないゴリがいい味をだしていたが、それよりも劇中で歌われる合唱曲のなかに強い印象を受けるものがあり、それだけでこの映画を見た価値があった。一つはインド風?バリ=ケチャ風?の「リグ・ヴェーダ」という題を持つ曲で、もう一つは高田三郎の「川」である。とくに「川」は聴きはじめて体が震えるような気がしたので、すぐにCDを注文した。
実はこの曲を含む組曲「水のいのち」は30年以上も前から歌われ続けている曲で、合唱をしたことがある人なら知らない人はないほどの名曲であるらしい。この世界にはまだまだ知らないことが多いとつくづく思った。
届いたCDは神戸中央合唱団1981年録音のものだったが、お昼のわずかな休憩時間に開封して早速聴いてみると涙が止まらなくなった。
土曜、日曜と比較的ハードな内容の出張だったのと、月曜午前のデューティが重くてよほど疲れていたのだと思う。
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