オリバー・ストーン「コマンダンテ」
オリバー・ストーンが自らインタビュアーを務めた2003年のドキュメンタリーをDVDで見た。本国アメリカでは公開のメドが立たないままらしい。
老革命家カストロの表情にひきつけられて、あっという間に見終わった。
どの章も面白いが、やはりゲバラとの別れについての部分が興味深い。「ゲバラは焦っていた」と、カストロがはっきり言っている。
また、母の死の悲しみを語る表情も共感を呼ぶ。
それはそれとして、カストロもゲバラも「コマンダンテ」(司令官)と呼ばれている。
「コマッタダンナ」あるいは「コマッタモンダ」としか呼ばれない君と、呼び名は少し似ている。「チェッ、君か」といわれるのも『チェ』が名前の前のついているのとさほど変わらない。
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