革命について 私の見解
少し不思議な言い方になるかもしれないが、今が革命の時代なのである。
それも先行する市民革命と、その後を追う社会主義革命が重なり、併走している時代。
革命は突発的な政治的事件などではない。数百年をかけて完成する社会の大きな変貌が革命だ。
その革命を日常の表面に浮かび上がらせ、促進することができるかどうかは、革命家の行動にかかる。
もちろん革命家がどう「下手を打とう」と、巧妙にやり抜こうと、変わるものは変わる。それは間違いがないのだけど、下手を打てば、幾百万人、幾千万人の運命が無駄に失われる。それを防ぐことこそが革命家の仕事である。
革命は起こすものではない。それは既に起こっている。私たちがするべきことは、それを目に見えるものにすることなのである。
空中に見えない竜が巨体をうねらせている。それは君のすぐ傍を通り過ぎているかもしれない。感じたら、とびかかり、可視の空間に思い切り引っ張りこむ。光る鱗が一瞬みんなの目に見えたら成功だ。
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