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2007年8月 6日 (月)

政治のアマチュアamateurとは

8月5日に山口県保険医協会の総会があって、その懇親会の席上、私が強調したことはロビーlobby活動の重要さだった。とくに市町村議会、県議会に対しての。

ロビー活動というと、組織の利益獲得のための贈収賄が連想されてイメージはよくないが、要するに議員たちに問題を説明し納得させ味方につけるという活動である。

これは議会という間接民主政治の機関を、直接民主政治の影響下に置く上で、きわめて大切な作業である。

デモをしたり、署名をドンと積み上げたりするのも重要な直接民主主義の方法だが、そればかりでなく、議員の意識や認識を変える言論活動も重要である。

そして、現状でそれを活発にできる条件がある団体とそうでもない団体がある。さいわいにも保険医協会はそれを最も得意にできる位置にあるのだから、ロビー活動の技術をもっと磨かなくてはならない。それは、さほど恵まれた立場にいない諸団体に対しての義務のようなものであるといって過言ではない。

議員をどう説得するかというロビースト技術の研修会を開きたいくらいである。

この発言は参加者の大半の共感を得たので僕はおおいに気をよくした。

そこで僕が思うことだが、政治のアマチュアamateurというのは、直接民主政治のプロフェッショナルだということである。議員は間接民主主義のプロだろうが、彼らを政治のアマチュアと感じさせるほどに我々は自分を鍛える必要がある。

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