« 医学部で講義:「日常診療特別講義のなかで発見する社会医学的課題」 | トップページ | 旧「プロフィール」の写真(39歳、ボリビアの山中にいた頃) »

2006年11月 5日 (日)

宇部に来ていた皇太子の車列に遭遇

今週は月曜日と金曜日に当直し、日曜日には日直をするというハードな週になった。50歳台半ばの医師がする仕事ではないが、自分が理事長をしている法人に文句も言うわけにもいかない。自業自得とあきらめるしかないが、問題は、内科になろうとする医師が少なすぎることにあるのである。

(それでも金曜日の昼間が祝日で義務的な仕事がなかったので、まだ生きている。)

金曜日の朝、自転車で病院に向かっていたら、おりしも宇部に来ていた皇太子の車列に出くわした。動員された住民が上り線側にたくさん並んでいて自転車では通り抜けられそうになかったので、下り線側に渡ろうとしたが、横断歩道の信号はずっと赤のままだった。普通の制服ではない警官がたくさん出ていたので、信号を無視して渡るというお得意の技も発揮できず、結局、相当長い間待たされて、サドルの上から皇太子たちが通り過ぎるのを見おろす羽目になった。

皇太子はなんとなく思い切り悪く手を振って通り過ぎた。

皇太子は初めて見たな、TVで見るのと全く同じ印象だ、と思いながら自転車を進めていると、ずっと以前、安倍首相が私の家の近くの小さな住民集会所で個人演説会を開いていたのに出くわしたことがあるのを思い出した。

あれは彼の初めての選挙だったのだろう。だからそんな小さな演説会もしていたのである。夕方、家に帰ろうとして集会所付近に人だかりがあったのでつい混じってみると、演説を終えた安倍候補が握手に回っているところだった。おやおやと思ううち、私の前に来てしまった。突然に断るわけにもいかないので握手したが、随分柔らかい掌だった。

その感触はなぜか今も鮮明なのである。

ヒトラーもきっと柔らかい掌をしていたに違いない。

|

« 医学部で講義:「日常診療特別講義のなかで発見する社会医学的課題」 | トップページ | 旧「プロフィール」の写真(39歳、ボリビアの山中にいた頃) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 宇部に来ていた皇太子の車列に遭遇:

« 医学部で講義:「日常診療特別講義のなかで発見する社会医学的課題」 | トップページ | 旧「プロフィール」の写真(39歳、ボリビアの山中にいた頃) »