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2010年11月16日 (火)

悪い天気というものはもはやない

色を落とした落葉樹が朝の光の中に立っている

そう、こんな時だ。

世界への私の愛着を自覚するのは。

晴れた朝の格別に透明な空気の中で

樹が燃えているように見えているときは特に。

今日のように厚い雲が空を覆って、

光はその隙間から洩れ出ているときであっても。

加藤さんの教えてくれたエピソード

「悪い天気が続くが加減はどうか」、

という若い友人の手紙に老人はこう返事した。

「この齢になると、悪い天気というものはない、

どんな天気でもいとおしい。」

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コメント

初めまして。詩の勉強中で、たどり着きました。なかなか自分らしいのが書けません。
比喩も下手で、ストレートになってしまいます。
梅雨の季節が嫌いではなくなった歳です。

今朝の記事の、総合診療医について。私は看護師ですが、とても興味深く読みました。
救急の現場には、医師が大勢いますが、リーダーシップを取ってもらわないと困る現状があります。
カナリア

投稿: | 2011年6月 1日 (水) 08時29分

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